ちゃんぶろ

30代OLの初めて子育て。娘(2017年生まれ)との日常と、たまに出てくる夫の小話つき。2018年、アメリカ生活開始!

アメリカの病院を受診

先日、娘ではなく私が病院を受診しました。その時のまとめです。

 

徐々に悪化していた体調

遡ること半年前・・・から体調がイマイチだったのですが、アメリカで受診するのを躊躇していました。娘の風邪をもらったのかもと思い言い聞かせていました。医療費が分からない不安もあり、病名が付くのも薬を飲むのも嫌でした。

しかし、症状が辛く、娘に絵本を読み聞かせることも辛く、できてもせいぜい1冊でした。夜間どうにも辛い日があり、(きっと更に高額になるであろう)夜間救急を受診するなんてことになる前に、日中受診しようと決断しました。

病院を受診するまで 

受診を決めたら後は予約!アメリカでは予約受診が基本、そう思い、とりあえず娘の小児科が入っている総合病院に連絡しました。しかし、電話対応した看護師さんに症状を伝えたところ、予約できるのは8月以降と言われて驚愕。今、症状で辛いのに、せめて一週間以内くらいに診て欲しいのに、8月になんてどうなっているか分かりません。専門外だったのか・・・Patient Firstを勧められました。

因みに今回、薬局で相談したり一般医薬品を購入するのではなく病院受診を決めました。この理由は、診断には専門的な検査が必要になること、アメリカの薬局で処方箋なしに購入できる医薬品では症状を抑えきれないだろうと判断したためです。誤った自己判断で適切な治療が遅れるのも嫌でした。

Patient Firstを受診

予約不要の外来専門病院で、採血やレントゲン撮影等の検査も実施しています。ホームページ上で加入保険が対象になっているか、オンライン通訳をその場で依頼・使用できるか確認してから受診しました。

混雑する時もあるようで長丁場になる覚悟し、朝、娘をプリスクールへ送り届けた後に受診しました。幸い私以外の患者さんは2人くらい。娘の小児科よりも患者さんは少なく待合室も快適でした。

受付を済ませると看護師さんによる問診、バイタルチェック。その後はスタッフステーションを囲むように配置されている個室の診察室へ通され、診察を待ちました。30分くらい待ちましたが個室で一人ゆっくり過ごせるので快適でした。全体的に落ち着いている雰囲気で、日本の救急外来のような雰囲気はありませんでした。

オンライン通訳は診察室の電話を介して行われました。およその会話はできるのですが、やはり専門用語になると不確かになり、通訳をお願いしてよかったです。50代くらいの女医さんが診察してくださり、診察は比較的ゆっくりで丁寧でした。

レシートのような処方せんで、処方薬は各薬剤毎に価格を提示され、支払い可能か確認されました(アメリカらしいのでしょうか?)。4種類処方され、合計60ドルくらいでした。

薬は外の薬局でも受け取れるようでしたが、直ぐに飲んでほしかったようで院内で出されました。幸い混雑しておらず、受診にかかった時間は1時間半くらいでした。

保険、請求金額

薬剤費用は診察時に教えてもらいましたが、その他の検査、診察にかかった費用は請求書が来るまで分かりませんし、どのくらい保険が適応されるかも分かりません。戦々恐々として請求書を待っていました。受診から約3週間後に明細、請求書が届き、合計金額は約370ドル、そのうち約330ドルは保険が適応されたため自己負担は約40ドルでした。

体調の変化

危惧していたような診断には至りませんでしたが、受診が遅れればそのような診断になった可能性もあったようです。受診後から薬を飲み始めて1日も経たず効果を実感しました。その日の夕方、絵本を何冊読んでも辛くありませんでした。それまであまり娘と遊べず、何となく緩く生活をしながら自然治癒を待っていたのですが、こんなに早く良くなるならもっと早く受診すればよかったと思いました。皆様も体調にお気をつけ下さい。