ちゃんぶろ

30代OLの初めて子育て。娘(2017年生まれ)との日常と、たまに出てくる夫の小話つき。2018年、アメリカ生活開始!

つわりの時の食生活

つわりでしんどかった時期を思い出して。

妊娠判明と同時につわりがやってきた。
つわりはない人もいるし自分も大丈夫なんじゃない?くらいに思っていただけにショックだった。

食べることが好きな私にとって、
味覚も臭覚も変わり、料理もできなくなってしまったことは、
まるで自分が自分ではなくなったような絶望するほどの経験だった。

冷蔵庫を開けるのも嫌。
脱臭剤を大量に投入したけどムリ。
キッチンに近付かなくなった。

食事は外食、コンビニ中心。
職場で食べる昼食はコンビニの冷たいおにぎり。
仕事帰りの夫に「夕飯どうする?」と聞かれても、何が食べたいか分からず答えられない。

行きつけのお店、好きなメニューもあるけれど、つわりの時はほとんど食べられなかった。
お店に行っても食べられるものがないかもしれないから、お店のチョイスを任されるのはちょっとしたプレッシャー。
ファミレスみたいに色んなメニューがあるお店や、ふらっと立ち寄れるコンビニが気楽だった。

何より、夫と食事できる環境がよかったのかもしれない。
一日あったことを話しながら、意外と食べられた。

一番嬉しかったのは夫の提案で行ってみたカレー屋さん。
普段辛いものは苦手なのに、激辛カレーの口が痺れる感じが心地よくて美味しく食べられた。

一番しんどかったのは同じく夫の提案で行ってみた豚骨ラーメン屋さん。
お店の外まで豚骨のにおい、どうにもダメって感じで泣きそうだった。

こんなつわり生活は3ヶ月程で突如終わった。
このまま出産まで、もしかして一生?、味覚も臭覚も戻らなかったらどうしようと思っていただけに、
真っ暗闇から抜け出せたような爽快感で体が軽く感じた。