ちゃんぶろ

30代OLの初めて子育て。娘(2017年生まれ)との日常と、たまに出てくる夫の小話つき。2018年、アメリカ生活開始!

赤ちゃんの絵本の読み聞かせ

絵本を読み聞かせるまでのエピソード

生後3ヶ月くらいだったかな、お義母さんから「まだ図書館行ってないの?行ったほうがいいよ。早いうちから図書館行く習慣つけたほうがいいよ」と言われた。育児本にも絵本の読み聞かせがいいと書いてあるし、真面目に受け取って図書館へ。何冊かそれっぽい本を見たけどぽよりんの反応がなく借りずに帰宅してしまった。帰宅後、友人からもらった絵本を数冊見せてみたけど反応はなく、他に気をとられたり、ぐずったり。

そのうち何となく興味を示す絵本ができた。大きく緻密に動物が描かれている絵本、厚紙で色彩鮮やかなミッフィーの絵本。表紙がテカテカしてたり厚紙でたたきやすかったりしたのかな。でも読み聞かせという感じではなく、たたいたり、なめたり。「ぽよりんが興味ないならいいや」と思い、それからしばらく絵本から遠のいていた。内心、「何で興味を示さないんだろ、何で育児本通りにできないんだろう・・・」と凹んでた。

生後8ヶ月くらいの頃、秋の長雨で散歩できる機会が減り、屋内で過ごす時間が長くなった。一日中屋内で過ごすのって結構大変だなと思いながら、おもちゃに飽きた様子のぽよりんに何気なく絵本を見せ、1ページめくってみた。そしたら絵本を見たぽよりんが笑い、興奮した様子でバシバシ絵本たたいて喜んだ。「あれ?絵本に興味あるの?笑うの?嬉しいの??」って驚いた。嬉しくなって3回くらい同じページを行ったり来たり、読んでみたら何となく聞いている様子だった。
それから図書館へ行くのが楽しくなった。

色んな可能性を支えてあげたい

毎日、ぽよりんの成長に驚く。数ヵ月前に「興味ないならいいや」と私が勝手に思い込んで遠のいた絵本の読み聞かせ。その時ぽよりんは他(絵本の絵や厚紙の感触)に興味があったのかもしれない。そしてその時、興味がないことでも「貯金箱」にため込んで、いつかぽっと出てくるのかもしれない。私が遠のいていた数ヵ月の間に、ぽよりんは「貯金箱」から取り出すのを待っていたような気がした。

まさに「可能性に蓋しちゃってた」
自分の一年間を振り返っても、赤ちゃんのように激変する一年間はそうない。赤ちゃんの変化を敏感に感じとって自分の「routine」を変える、適応するって大切だと思った。しかしこれが難しい、ついつい「routine」になってると毎日やりがちになる。大して頭使わなくて済むことも多いし、感覚が鈍化するような気もする。もしかしたら夫のほうが客観的になれる、変化に気付きやすい立場にいるのかもしれない。

そして、狭い視野で「これが出来なきゃ!」と思い込むと、出来ない時のダメージが大きい。他のことが出来たとしても、出来なかったことに引っ張られ、出来たことをちゃんと評価できなくなる。絵本の読み聞かせに興味がなかった頃も、初めて見る絵本の絵や厚紙の感触に興味をもてていたのかもしれない。

絵本の選び方について。
人気絵本のランキングとかありますが、絵が大きくて色がはっきりしていれば何でもいいのかな。ぽよりんに絵本を見せてみて、少し眉毛を上げて目を大きくする程度の表情(激カワ)の変化があれば「借りよう!!」と即決してます。