ちゃんぶろ

30代OLの初めて子育て。娘(2017年生まれ)との日常と、たまに出てくる夫の小話つき。2018年、アメリカ生活開始!

圧力鍋が苦手な私の救世主

パンッと弾ける音がとても苦手です。弾けそうな状態も苦手です。

具体的には未開封の炭酸飲料のペットボトルを開ける時、風船、打ち上げ花火、クラッカー、そして圧力鍋。

圧力鍋は料理の幅を広げるにも時短にもいいと聞き、結婚後に購入しました。何度か使ってみたのですが、シューシューと蒸気を発して音を立てる様子が今にも蓋が飛ぶんじゃないかと思い怖いのです。頃合いを見て蓋を取るのも怖いのです。びびりです。

結局、角煮等の煮物は圧力鍋ではなく、炊飯で使用していない(夫独身時代の)現役炊飯器を使用していました。

アメリカ生活では自炊が増えそうな予感なので、圧力鍋を復活させようか考えているうちに船便に入れ忘れました。

ちなみにペットボトルはいつも夫が開けていますが、不在の時は飲まない9割、タオルを巻いて頑張る1割くらいです。

 

先日、スーパーで思わず手に取った商品。

reed.lion.co.jp

 

圧力調理バッグ!これは有名な商品でしょうか?私は初めて出会いました。

食材を切って入れ、調味料と混ぜ、設定通り電子レンジで加熱するだけ。娘が寝た後、試しに一品作ってみました。

cookpad.com

 

バッグの使用方法を確認しながら準備にかかった時間は5分弱。肉類は片手で下ごしらえでき、味付けはバッグ内でできます。洗い物は包丁、まな板、計量スプーンのみ。鍋の吹きこぼれや火の消し忘れの心配もないので、娘が起きている時でもできそうです。

加熱中はシューシューと音がしてレンジ内の様子が気になりましたが、弾けると怖いので離れて他の作業をしていました。加熱が偏ったり、半生になったりすることはなく、お肉が柔らかく、味付けもちょうど良くできました。久々に料理した気分!

できあいのお惣菜がこのようなバッグに入って売られているのは知っていましたが、バッグだけ売ってるのは嬉しいです。とりあえず、まとめ買いしようと思います。

夫が渡米しました

ついに夫がアメリカへ出発しました。ただ引っ越しするのも大変ですが、国外へとなると本当に大変ですね。夫と結婚してから色んな大事がありましたが、娘の誕生に次ぐくらいでした。

海外赴任関係の本を読んだり持っていく物を購入したり、娘を連れていても運べる物は実家へ運んだりしていましたが、大きな誤算がありました。

 

 

私の誤算

①そもそも夫が不在

3月末に前職場を退職した夫。4月は他県へ単身赴任状態でした。週末は帰ってくるので引越、片付け、荷造りを一気に進めたいと思っていました。しかし実際は前職場の片付け、引き継ぎ、渡米手続き。少ない日時に目いっぱい予定を詰め込んだので引越業者や中古業者同士の見積りがブッキングしたり、車買取業者3社もほぼブッキング状態になってしまいました(同じ業種同士が査定し合うのって気まずくないのかな...と思いました)。業者の出入りが激しく誰が来たのかわからなくなるくらいでした。

まれに時間があると思ったらまさかのバイト!夫はほぼ自費留学のようなもの、私も休職中で育児休業給付金も終了しており貯金を崩してアメリカ生活突入です(不安・・・)。夫が隙間時間でバイトをして少しでも稼いでおきたい気持ちもわかります。

 

②ギリギリまで飲み会

夫の渡米を知り、夫の前職場や高校、大学の友人らが送別会を企画してくれました。なので週末帰ってきても夜は飲み会。夫が皆に慕われててありがたいものだなあと思い、夫を送り出し、娘が寝付いた後に一人でコツコツ片付け・・・不安。終わる気がしませんでした。

そして夫のフライト数日前にまさかの発覚!何とフライト前日に送別会があると。

言いたいことは色々ありましたが、その時間も惜しい。22時門限で送り出しましたが帰って来るはずなく午前様。またも一人でコツコツ片付けながら、夫の空のトランクケース、散らかった部屋を見て、翌日飛行機に乗れないんじゃないかと思いました。

 

私の対策

夫のフライト当日に娘の受診(東京女子医)が重なっていたので前もって受診日を変更。夫は一人で空港まで行く予定でしたが、夫を空港まで見送ることを想定し、両親に娘のお世話をお願いしました。他にも策はあったのかもしれませんが後の祭り状態です。 

 

テンパる夫

フライト当日の朝、テンパる夫。昼に出発予定のところ、午前中に車のリース、本人受け取りの郵便物再配達、コインランドリー(??)...。完全に物事の優先順位を見失っていました。

荷物はトランク2つとショルダーバッグ1つ。事前にトランクが完成していれば予め空港まで送ることもできましたが出発当日の荷造りなので無理。両親に娘をお願いし、テンパる夫と空港へ(車⇒新幹線⇒モノレール⇒羽田空港)。 航空会社カウンターに到着したのは手荷物預かり時間締め切り10分前。本当ギリギリでした。ゆっくり見送ることもできず、怒りや寂しさといった感情も忘れ、とりあえず送り出しました。

夫が保安検査場へ入り、後ろ姿が見えなくなった後、一人残った私は寂しい気持ちが一気に込み上げてきました。

 

引越を振り返り

船便、国内引越(両実家)を同日に行ったのですが、素人の私には荷物の仕分けが難しかったです。直前まで使うものが多くてまとめられなかったり、船便、国内引越用以外にも中古屋、廃棄という選択肢があり、混乱しました。船便、私実家、義実家、中古屋、廃棄と分類し、対象物に「〇〇用」とメモを貼り付けていました。

 

船便の確認不足

船便、国内引越とも梱包から運び出しまで約2時間。さすがプロ、梱包も早かったです。梱包途中にあれこれ聞かれ、こちらの対応が遅れるくらいでした。

引越業者HPには「食品は船便不可」と書かれていたので、引越当日食品の送り方を業者の方に聞いたところ肉類以外の乾物であれば船便で送れるとのこと。慌てて手荷物で持っていく予定だった乾物類を船便に詰めてもらいました。事前に分かっていればもっと購入しておけたかも・・・。

業者さんによると思いますが、船便で送る衣類等の圧縮サービスはありませんでした。圧縮していない物はそのまま梱包されました。かさばる衣類もあったため、事前に自分で圧縮しておいてよかったです。

家具類のリース

ソファ、テーブル椅子セット、食器棚等を中古業者さんに引き取ってもらいました。元々、テーブル椅子セット、食器棚はリース品だったので、引き取ってもらえるだけ有難かったのかもしれません。

大物家電に粘る夫

今回、家電製品、業者によっては購入年数(8~10年位)で引き取り不可になることを知りました。夫がお気に入りの大物家電が年数で引き取り不可になり、廃棄対象に。まだまだ現役、とてもお世話になった家電にお金を掛けて処分するなんて。

諦め切れない夫はヤフーオークションへ出品。納得できる価格設定でしたし、出品数日で落札して頂き、搬送業者が引き取りに来てくれ、送料は購入者の方が負担。凄いですね、使ってくださる方に届きました。

搬出前夜、丹念に掃除していたら、さらに愛着が増してしまいました。新天地でも頑張るんだよー。

 何はともあれ

テンパり夫は一人アメリカ生活を開始しました。

あっという間に5月、天気がよく娘との散歩が気持ちいいです。

私も準備頑張ります。

母の日プレゼント

昨年の冬、一面雪化粧の庭を見ながら

母「来年の春には綺麗な花が咲くからね。娘ちゃんにあげるからね。」

当時の私ほあまりピンときませんでした。 

 

この春、実家の庭に水仙やヒヤシンス、パンジー、ネモフィラ、チューリップの花々が咲きました。母が種や球根を植えていたのです。娘は大喜びで花を指さし大きな声でおしゃべりします。娘が喜ぶ様子を見ると花々が何倍も魅力的に見えました。母もとても嬉しそうでした。

 

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※実家のチューリップ。暑さで開き気味です。

「赤、白、黄色~」と歌いながらチューリップの花をもらい、自宅にも飾りました。

 

娘と一緒にいると周りの自然、動植物に意識が行く 

植物でも動物でも、木々の音や風でも。娘は立ち止まり指さしたり追いかけたり、興味を示します。働いていた時にはなかなか感じられなかったことを娘と一緒だと感じられます。花々に興味がある様子で娘の喜ぶ様子が見たくて、季節の花を追いかけて出掛けるようになりました。

 

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 こんなキレイには植えられませんが、パンジーとチューリップの配色を考えて植えられていることに感激!

 

 母へ感謝の気持ちを伝える

もうすぐ母の日です。引越で慌ただしいですが、忘れていません。いつも感謝の気持ちを伝えたいのですが上手く伝えられません。母は何をすると喜ぶのか、何が欲しいのか、分からないし聞いてもはぐらかされます。

そんな私が思い付いた母へのプレゼント。

www.tba.or.jp

www.tba.or.jp

日用品や衣類を通販で購入することはありましたが…チューリップの球根を初めて購入しました。とても品種が多く、富山県新潟県で多く栽培されていることに驚きました。発送が9月以降なので…母の日には間に合わず、サプライズで届く頃には私や娘はアメリカで…。でも!毎年の楽しみになるといいです。

 

あまりに綺麗だったので初めて写真を投稿。

【アメリカ生活準備】ビザ面接

先日、ビザ面接に行きました。約一年ぶりの東京、しかもど真ん中。

 

事前準備が地味に大変

準備が大変だったのは娘の写真、戸籍謄本の英訳、オンラインの事前登録です。

娘の写真は言わずもがな。写真館で撮ってもよかったのですが、写真データも必要だったので私は黒子のように娘を支え、母に撮影してもらいました。

戸籍謄本の英訳は調べると専門に請け負ってくれる業者さんもいるようですが、雛型をいくつか見て自作。娘が寝た後、分からない単語を調べながら、間違っててビザ却下されたらどうしよう…と不安もありましたが時間がなさ過ぎて最終的に開き直りました。

あくまでも英訳は英訳、大切なのは戸籍謄本そのもので英訳で変なところがあれば夫が応えればいい。

オンラインの 事前登録は、アメリカでの夫の職場の資料が必要だったり、全て英語だったり、娘が一緒だったりで私ひとりではどうにも進まず、夫のいるタイミングで入力、登録しました。

 夫と待ち合わせ

4月に入ってから夫は国内で単身赴任で週末帰ってくる程度です。面接当日は娘を実家に預け、新幹線内で夫と待ち合わせをしました。必要書類、サイン、不足がないか…緊張しながら新幹線内で一緒に確認。

・気持ちは新鮮

この気持ち、久しぶりで少し恥ずかしいくらいでした。別々に出発し出先で夫と待ち合わせ、娘は一緒ではない。夫と腕を組むのも久しぶり。普段は娘が一緒なのでなかなか腕を組めません。まるでデート気分でした。たまにはこういう夫婦の外出もいいですね。少し時間に余裕があったので東京駅の駅舎前で記念撮影しました。

夫「タクシーで行こう」

歩くのがあまり好きでない(?)夫の希望で東京駅から大使館まではタクシーで行きました。途中、テレビでしか見たことのない警視庁や省庁が目前に。ドラマ「相棒」が好きな私は警視庁の前を通っただけで大興奮しました。私は東京暮らしの経験がありますが地下鉄での移動ばかりだったので、なかなか見られない風景でした。大使館へ着いてからも少し時間があったので大使館周辺を散策しました。

大使館内にて

およその流れは大使館HPの説明動画を見ていてよかったです。ゆるキャラ(?)が登場し、いい感じの緩さで緊張が緩和されます。

・セキュリティチェック

空港のセキュリティチェックのようです。持ち込める持ち物の内容や大きさは厳重に規定があり、持ち込めない物は東京駅のコインロッカーに預けました。

・夫、登録内容を間違える

受付後に一度呼び出されました。夫のオンラインでの事前登録内容と、戸籍謄本の内容で異なる箇所があったようで…、一瞬緊張が高まりました。夫が書面を手書きで修正し、担当の方がオンライン修正をして下さりました。私の方に不備がなかったのが奇跡です。

・面接

面接の待合場は混んでいました。子供が遊べるようなスペースが少しあり、子供連れのご家族もいました。面接用ブースは5カ所ありましたが、各々面接の進み具合が異なり少し待ちました。待っている間、面接の雰囲気を見られるので緊張が解けました。個人の起業とかビザの種類によってなのか色々質問されて時間がかかっている印象でした。

面接で夫は職場、仕事内容、給与を聞かれました。私は「Wife?」→「Yes.」で終了、後はずっと夫の横に立っているだけでした。面接終了の際に面接官からビザ発給を伝えられ夫婦で安堵しました。

帰路につく

帰りはKITTEの屋上庭園に立ち寄り、のんびり東京駅の駅舎を眺めました。

jptower-kitte.jp

 

お土産は…全く考えていませんでしたが東京ばな奈にパンダが登場!絵本に出てくるパンダが好きな娘が喜ぶと思い即購入しました。娘は袋のまま握りつぶしていました…><))そして中身よりパンダが書かれた紙袋が大好きなようでした。

www.tokyobanana.jp

www.doshinsha.co.jp

まだまだやることは色々ありますが、大きな用事が一つ終了し、渡米に向けて前進しました。

 

 

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【アメリカ生活準備】ムービングセールを利用しました

ビザの関係で夫は今月下旬、私と娘は5月下旬の渡米になりそうです。アメリカ生活のセットアップにムービングセールを利用してみました。

 

ムービングセールを利用した理由

数ヶ月前、アメリカで必要な家具や日用品等は時期が合えばムービングセールで購入、譲渡してもらえるかなと思い、夫が現地日本人のメーリングリストに登録しました。当初、私はムービングセールにやや懐疑的というか交渉が苦手というか、なくてもいいかなと思っていました。しかし、色々出費があったり私は休業無給だったり…少しでも節約できるならと思い、ムービングセールを利用することにしました。

タイミングが難しかった

日本は4月異動が大半でしょうか。1、2月辺りはムービングセールの情報がたくさんありましたが引き渡し時期が3月で、我が家の渡米タイミングに合うものがなかなか見つかりませんでした。5月のムービングセールはあまりないのかなと諦め気味だったところに、5月引き渡しのムービングセールの情報が着ました!こればかりは【運】。経済的に厳しい我が家には本当に夢のような情報でした。

ムービングセールの内容と交渉

ダイニングテーブル2セット、ソファ、ベッド2台、マットレス、テレビ、食器、調理器具、湯沸かしポット、洗濯干し、フロアライト、靴置き、プリンター等々…すぐに生活できそうな、ありとあらゆる物が商品リストにありました。

お子様がいらっしゃるご家庭で、子供用の椅子や食器もリストにありました。

フロアライトや靴置きは日本の生活だとあまり必要性を感じないので、まとまった商品リストがあるとアメリカの生活がイメージしやすくて有り難いです。

夫が忙し過ぎてほぼ不在のため、ムービングセールの交渉は私がしました。相手の方も奥様が対応されていました。

メールのみのやり取りで不安もありましたが、メーカー名、購入時期や当時の価格、売却希望価格、写真を提示してもらえ、その他に質問にも丁寧に対応して頂いて安心しました。

結局、商品リストの物はほぼ全て購入、譲渡して頂けることになりました。費用はディスカウントされて合計6万円ほど。

交渉成立で安堵し、見落とすところだったのが受け取り方法。ご好意で配送業者の手配を提案して下さり、予約もして頂けました。神様!

ムービングセール以外の情報も頂けた

居住地域が近いこともあり、地域の情報や生活全般のこと等、女性(母親)目線での情報を頂くことができました。

感想

ポイントは…

・1対1で一括交渉

・日本人メーリングリストの利用

他のムービングセールは家具のみだったり日用品の一部に限られた内容のものもありました。交渉や受け取り方法等考えても、タイミングさえ合えば複数人とコンタクトをとるより1人の方と一括交渉できたのがよかったと思いました。ムービングセール情報のサイトも多数ありますが、現地日本人のメーリングリストでセール情報を頂けるのもよかったと思います。

これらを自分達で揃えたら一体どのくらい時間も費用もかかるのか。アメリカ生活の大きな不安要素だった生活のセットアップが何とかなりそうで、本当に有り難いです。日本にいるとあまり馴染みのないムービングセールですが、交渉、利用する価値は十分あると思いました。

こんなに有り難い、親切な対応。私達も日本に帰国する時にはどなたかのお役に立てるようなムービングセールをしたいと思いました。

1歳1ヶ月、大きな変化

1歳1ヶ月を過ぎて大きな変化がありました。

 

歩き始めました

暖かくなってきて散歩する日が増えました。それまでは芝生の上をはいはいしていたのに一歩~三歩と足が出るようになったらすぐ、一週間も経たずにトコトコ歩き始めました。最初はバランスが悪かったり、立ち上がるのに支えが必要だったりしました。自分で動作を確認し、繰り返し練習しているような素振りも見られました。歩くことに夢中なようで、一日一日の変化が大きく感じます。人が歩けるようになる過程を見るのは初めてだったのでとても興味深かったです。

 

ミルクを卒業しました

12ヶ月頃の栄養摂取は、1日3回離乳食+ミルク150~200ml/回、おやつ1回でした。この頃はストローマグもコップも上手く使えませんでした。

ミルクと哺乳瓶を卒業し、水分摂取は牛乳や麦茶をマグやコップで飲めるようになるといいなと思い、マグやコップで飲む練習をしていました。

そんな時に見つけたのが牛乳、麦茶のストロー付パック製品。用量は100~150ml程度、3~4パック入りのもので、外出先でも飲めると思って購入しました。

これら製品のほとんどがマグよりもストローが細いです。またストローが屈曲するタイプのものがありました。ストローが細いと一度に大量に吸い込まない、ゆっくり口に含めるので吹き出しにくい、ストローが屈曲すると角度を調節して最後まで飲みきることができました。またマグの用意、片付けの手間も省けるので慌ただしい時用にストックしています。

ストロー付パック製品のおかげで牛乳、麦茶を上手く飲めるようになり、ミルクを1回80ml、60ml、40mlと漸減し、ミルクを要求しない時が1日1回、2回と徐々に増えていきミルクを卒業しました。漸減期間中にミルクが飲みたい様子で泣く時はミルクを少し増やして対応しました。

ミルクを他の飲み物に置き換えてスッパリ止められるものなのかなと不安でしたが、徐々に慣れていった様子でした。

ミルクを漸減、卒業の過程で食事のタイミングにお腹が空くようになり、率先して椅子に座って食べるようになりました。

 

便秘になり、肛門が切れました

ミルクを減らし始めたころから、うんちが硬くなりました。

水分補給や食事(食物繊維、乳製品)に気をつけていたのですが、コロコロうんち。娘が「んんんーー」と踏ん張ってうんちする様子になったなと思ったら「ぎゃーっ」と泣く。思うようにうんちが出ない、出そうとすると痛い、そんな様子でした。そしてうんちに少し血液が付着。肛門が切れてしまいました。

とりあえず肛門を清潔に保ち、ワセリンで保護。小児科受診しました。

先生からは

「このくらいの子は腸の成長で便秘になったり下痢になったりします。病気じゃなくて成長の過程。ミルクをやめて離乳食をたくさん食べるようになったのもあります。大人みたいに水分とか食事でコントロールするのは大変、無理な時もあるから。そういうときは薬に頼っていいですよ。腸が成長してくればうんちも柔らかくなります。形がないくらいのうんちがいいですね」

 

はー、私、気が張ってました。

何とか水分摂らせたい、野菜を食べてほしい、と頑張ってました。育児本にも「水分、繊維質・・・(薬の服用には触れていなかった)」そう書いてあり、何とかせねば、と思っていました。

便秘で受診するなんて…とも思っていました。

先生の説明を聞いてとても気持ちが軽くなりました。

 

お腹の張りはなく、コロコロうんちだけどほぼ毎日排便はあったので浣腸はせずに済みました。

便を柔らかくするため、酸化マグネシウムの散剤を処方してもらい、服用2日目にちょうどいいうんちになりました。その後は服用回数、量を調節しつつ、娘の腸の成長を待っています。

  

午前外出、午後お昼寝の習慣にしました

1歳の頃まで朝寝、昼寝をしていました。この頃は午前中に家事をして午後に外出する時が多かったです。しかし、朝寝をすると昼寝が遅くなったり、夕方眠くなってぐずったり、外出のタイミングを逃したり大変だなと思うことも多かったので朝寝をやめました。その分、午前中に外出したくさん動くようにしたところ、お昼ご飯をよく食べるようになり、そのまま昼寝に突入、1~2時間くらい寝るようになりました。

昼寝をしない時もたまにあります。こわいです。諦めて娘のリズムに付き合います。

 

 

去年の今頃、眠る娘を両手ですっぽり抱えて桜を見に行きました。

今年同じ場所へ行くと娘は歓声をあげて大はしゃぎで桜の花びらの上を歩いていました。こんな贅沢な時間もあるんですね。娘の成長を感じられ、胸が熱くなったお花見でした。

頭蓋変形外来について③

 

 

 

東京までの通院

生後6ヶ月の娘を連れて新宿(めちゃ都会)の東京女子医科大学病院までの通院は不安だらけでした。新幹線で行くことも考えましたが東京駅での乗り換えや新宿駅からの移動、荷物の多さを考えて車で行くことにしました。

・首都高を使わず到着できた

東京、新宿というと「首都高を走る」と勝手に思い込んでいましたが通りませんでした。よく調べてから判断ですね。

・病院の地下駐車場を利用

混雑時は少々待ちます。ベビーカーや赤ちゃんの荷物が多いことを守衛さんに伝えると外来棟へ上がるエレベーター近くの駐車スペースを案内してくれました。6時間くらいは滞在するので駐車料金は数千円かかり、見慣れない料金に驚きました。

・ミルク、離乳食の用意

行き帰りのSAや病院内で昼食、夕食を済ませつつ娘も離乳食やミルクタイムにしました。

・オムツ交換

診察待ちの間、2回もうんちが出てしまった時は慌てました。オムツ替え台は女性用、男性用トイレにそれぞれあるので夫でも交換可能でした。

 

要は大人二人体制なら何とかなりました(診察終了後にどっと疲れを感じてしまい帰りの運転が心配でした)。

 

ヘルメットを被った娘の反応、変化

・ヘルメットを嫌がるか?

治療開始前、娘が嫌がったら治療を続けられないかもしれないと思っていました。

東京女子医科大学病院の外来で初めてヘルメットを被った時、全く泣かず、キョトンとした様子でした。その日は帰りの車中も、夜間もヘルメットを着けたままで翌日以降も抵抗なく被れました。1日の装着時間は20時間くらいです。

 

・見た目は?

まるぽちゃの娘がヘルメットを被るとほっぺたのお肉がキュッと寄ります。シュッとした眼は垂れ目になります。ヘルメットと外すとちょっと、あれれ?と怪訝な表情をします。どっちも可愛くて夫婦でメロメロです。

 

・頭皮トラブルは?

他施設のヘルメット装着による頭皮トラブルで小児科を受診して心ない言葉を言われた体験記を読んでいたので心配でした。頭皮トラブル等、何か問題が起こった時の診療はどうするのかなと思い質問したところ、

 

藍原先生「僕が診ますよ」

 

おっしゃった通り、全て先生が診てくださいます。

 

夏場の外出時はヘルメットを外し、屋内では空調に気をつけました。娘に合わせて室温設定し、大人が一枚多く羽織る感じでした。

ヘルメット内側に付けていたチューブタイが汗を吸収してくれました。1日4~5回、チューブタイを交換しました。

また夏場はにおいが結構気になりました。個人的にはみたらし団子のようなにおいでした。抗菌・除菌・消臭のための専用のスプレー(水成二酸化塩素水溶液ピュオロジェン)を購入し1日1、2回使用していました。かなり消臭効果があります。

 頭皮トラブルは夏場に数回ある程度、発疹(あせも?)が少し出て痒そうにしていました。藍原先生が事前にヒルドイドローション、ステロイド軟膏を処方してくれ、症状が出るとヒルドイドローションを塗布し、ステロイド外用薬はほとんど使用しないですむ程度でした。

外用薬は一度に多めに処方されるので調剤薬局で処方意図を説明する必要がありました(少し前にヒルドイドは美容目的の大量処方が問題になりましたね)。 

 
・頭の形の変化

  治療開始前の重症度分類は5。右側の額、眼、頬が突出し、耳の位置も左右で大きくずれていました。

ヘルメット装着の効果は1,2ヶ月で見て分かる程でした。装着して半年、素人目には元々の症状はほとんど分からないくらいになりました。頭の後ろを触ると少し左右差を感じられる程度です。 大泉門は指先で少し分かる程度に開いており、渡米前には治療終了できそうなので、いいタイミングで治療ができたと思っています。

 

・1歳になっての変化

力も知恵もついてきてヘルメットを自力で外せるようになりました。ヘルメットを固定しているバンドのマジックテープを剥がし、ヘルメットを持ち上げて外します。中のスポンジもつまんで取ろうとします。

マジックテープをとめた上からマスキングテープで固定してもマスキングテープを剥がしヘルメットを外します。外すことにハマるとしばらく繰り返しています。夜寝ている間はずっと被っていますが、日中は娘の様子次第で装着するようになりました。

 

・筋性斜頸の経過

生後間もない頃から頸部に大人の親指の第一関節くらいの大きなしこりがありました。新生児の小さな体からするととても大きなしこりに見えました。経過観察を続けて自然消失することが多いようですが、場合により手術適応になることもあります。こんなに大きなしこりが本当に消失するのか心配でしたが経過観察を続け生後10ヶ月でしこりは消失、徐々に左側も向けるようになり外来通院も卒業できました。

左側を見るのに、顔を横に向けるのではなく(向ける時は辛そうで)、体ごと横を向けて見ていた娘。何の支障もなく左側を見られることがとても嬉しかったです。

筋性斜頸と斜頭で右向きでしか寝られなかった娘ですが、ヘルメット装着と斜頸が徐々によくなったおかげで左側を下にして寝られるようになりました。今ではヘルメットをしていなくてもどちら向きでも寝られるようになりました。

 

治療をするか悩んでいる方へ

私達夫婦は娘の頭蓋変形症で悩み、治療を選択し、今に至りました。今後も娘のことで悩み、判断を迫られることもたくさんあると思います。夫婦で話し合い、その時の最善の、後悔しない選択ができればそれが私達家族にとって正解なのかなと思います。

頭蓋変形の記事を書くに当たり、藍原先生にご了承頂きました。

先生は

 

「親は治療法を知っていて選択しなかったのなら後悔しない。治療法を知らなくて治療ができなかったことが親は一番悔しいんです」

 

とおっしゃっていました。

先生は多忙な診療の他、学会等で頭蓋変形治療に関する発表をされています。今後、地域格差なく、どこの市区の定期健診や小児科を受診した際でも、治療の選択肢として提示されるようになればと思います。

私に出来ること・・・

娘と出掛ける際、なるべくヘルメットをして出掛けています。こんな治療があることを知ってほしい、気になったら声を掛けてほしい、そういう気持ちです。それでも今までに声を掛けられた回数は限られています。

ここに記すことで少しでもお役に立てれば幸いです。

 

 

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